宇都宮美術館「荒井良二 new born展」に行ってきた感想|自然とアートを味わう時間

宇都宮美術館の外観と荒井良二展「new born」の看板。森とアートが調和した静かな風景。
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2025年7月20日、宇都宮市にある宇都宮美術館を訪れ、開催中の企画展「new born 荒井良二 いつも しらないところへ たびする きぶんだった」を鑑賞してきました。

森に囲まれた美術館の静けさと、荒井良二さん独特のカラフルでちょっと不思議な世界観を体感できる、夏休みにぴったりのアート散歩でした。

目次

絵本作家・荒井良二の世界はちょっと不思議でカラフル

展覧会の木製パネル。展示タイトルも手書き風。

荒井良二さんと言えば、絵本作家として有名ですが、その作風は「自由」「旅」「知らない世界への興味」といったキーワードで語られることが多いです。

今回の展覧会もまさにその通りで、鮮やかな色彩の作品、どこか旅するような不思議なキャラクターたち、説明されないストーリー…。正直、すぐに意味がわかるものではありません。でも、わからないからこそ「これは何だろう」と考えながら見る楽しさがありました。

荒井良二直筆メッセージ。絵本も人生も、知らない場所への旅だと語ります。

この記事で掲載している写真は、美術館側より写真撮影が許可されている展示エリアで撮影したものです。

絵本から飛び出したような作品たち

カラフルで自由奔放な色使い。細部まで楽しい。
黄金色のキャラクター。荒井良二らしい造形作品。

館内には平面作品だけでなく、立体作品もたくさん展示されています。特に、金色に輝くキャラクターは大きなサイズで座っていて、ひときわ目を引きました。どの作品にもユーモアがあり、子どもも楽しめる雰囲気が漂っています。

作品を理解するより、空間を楽しむ場所

荒井良二さんは展示冒頭のメッセージで「旅をする途中の気分」と書いていました。作品一つ一つに意味を求めるのではなく、空間全体を歩きながら、色や形を感じて過ごす時間そのものが作品なのでしょう。

正直、私は深い意味までは理解できませんでした。ただ、森に囲まれた静かな美術館で、柔らかなアートに包まれて過ごすひとときは、日常を離れるいいリフレッシュになりました。

宇都宮美術館は自然×アートが心地よい

森の中を散策して美術館へ。
広々とした芝生広場。静けさが心地いい。

宇都宮美術館は自然に囲まれた場所にあり、向かう途中も豊かな自然を楽しめます。展示だけでなく散策も楽しめるため、美術館と公園の両方を満喫する感覚で訪れるのがおすすめです。

■ 訪問情報
展覧会名:new born 荒井良二 いつも しらないところへ たびする きぶんだった
開催期間:2025年7月20日~9月23日
場所:宇都宮美術館

子ども連れでも、1人で静かに過ごすにも、ちょうどいい場所です。

荒井良二さんの世界観が気に入った方へ。
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