白笹山登山ガイド|沼原から楽しむ静かな那須の名山

那須連峰の白笹山は静かな山歩きに最適。沼原駐車場から片道約2時間で山頂へ。途中のビューポイントから絶景、下山後は白河ラーメンもおすすめ。
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2025年8月30日、那須連峰の一角にある白笹山(標高1719m)を登ってきました。登山道はシラカバ林やササ原が広がり、山頂手前からは沼原調整池や那須の町並みを一望できる絶景ポイントが待っています。山頂は木々に囲まれ展望は控えめですが、初心者やのんびり歩きたい人におすすめの静かな山です。今回は駐車場からのアクセス、登山ルートの雰囲気、山頂の様子、そして下山後に立ち寄ったグルメまで詳しく紹介します。

目次

白笹山の基本情報

那須連峰の一角に位置する白笹山(しらささやま)は、観光客でにぎわう茶臼岳や朝日岳と比べると訪れる人が少なく、静かな山歩きを楽しめる穴場の山です。山頂からの展望はほとんどありませんが、登山道の途中からは沼ッ原調整池や那須の町並みを一望できる絶景ポイントがあり、登山者にとって大きなご褒美となります。

登山口は沼ッ原湿原駐車場。ここから白笹山山頂までは、片道でおよそ1時間30分~2時間、往復で約3時間30分が目安。コース全体はよく整備されており、初心者や日帰り登山にも向いています。

アクセスと登山口

白笹山の登山口となるのは、那須高原の沼ッ原湿原駐車場です。ここには約100台の駐車スペースとトイレが整備されており、マイカーでのアクセスが便利。那須塩原駅からは奥那須線バスで「沼ッ原」下車、徒歩で登山口へ向かうことも可能です。

広々とした沼ッ原湿原駐車場。白笹山登山の起点となる。

山の特徴

白笹山は南北に長い那須連峰の西側に位置し、全山がシラカバ林やクマザサに覆われています。初夏にはニッコウキスゲ、秋にはエゾリンドウや紅葉など、豊かな植生が魅力。

青々とした山容を見せる白笹山。全体が植物群に覆われている。

登山時間とコース概要

  • 登り:1時間30分〜2時間
  • 下り:1時間30分
  • 合計:往復約3時間30分

コースは序盤に足場板を渡る箇所や急登もありますが、全体としては歩きやすく整備されています。途中には沼ッ原調整池を眼下に望む展望スポットがあり、山頂手前がハイライトとなります。

山頂手前から見下ろす沼ッ原調整池。湖面の青さが印象的。

山頂について

山頂は樹林に囲まれており、展望はほとんど望めません。しかし、静けさの中で登頂の達成感を味わえる場所です。

白笹山山頂の標識。木々に囲まれた静かな空間。

縦走ルートについて

時間と体力に余裕があれば、白笹山から南月山(標高1776m)まで縦走することも可能です。こちらは展望が広がり人気のあるルートです。

白笹山から続く稜線の先に黒尾谷岳。時間に余裕があれば縦走も可能。

登山道の魅力

白笹山の登山道は、四季折々の自然を楽しめるのが魅力です。沼ッ原湿原駐車場からスタートすると、最初は緩やかな林道を進みます。その後、空沢を渡る箇所に差し掛かり、丸木橋や石を伝って歩く場面があるので、足元には注意が必要です。

白笹山登山道の途中にある沢の岩場を横切って進む。

登山道を進むにつれて、周囲はシラカバ林へと変わり、樹木の間から柔らかい木漏れ日が差し込みます。新緑の季節には鮮やかな緑が広がり、夏は涼しさを感じながら歩けるエリアです。秋には黄色や赤に染まった葉が登山道を彩り、四季折々の風景を堪能できます。

木漏れ日の中を歩くシラカバ林。静かで爽やかな雰囲気。

中盤からは次第にクマザサが目立つようになり、登山道の両脇に青々とした葉が広がります。笹に覆われた尾根道は歩きやすく、視界も開けてくるため気持ちよく歩ける区間です。ここまで来ると山頂まではあと少し。季節によってはニッコウキスゲやリンドウの花々が足元を彩ります。

尾根道は一面のクマザサに囲まれ、視界が広がる。

山頂と展望スポット

白笹山の山頂は標高1719m。到着すると木々に囲まれた小さな広場があり、ひっそりとした雰囲気が漂います。標識が立っているだけで視界はなく、展望を期待すると少し拍子抜けするかもしれませんが、静けさと達成感を味わえる場所です。

白笹山の山頂標識。樹林に囲まれた落ち着いた雰囲気。

山頂から少し進むと視界が広がるポイントがあり、そこからは那須の町並みや関東平野まで一望できます。山頂で景色を楽しめない分、このスポットが一番の見どころとなっています。

眼下に広がる関東平野の眺望。視界が広く開ける瞬間。

白笹山は縦走ルートの起点としても知られ、さらに進めば南月山へと歩を進めることも可能です。ただし縦走は健脚向けであり、時間と体力に余裕のある登山者向き。白笹山単体の登山でも十分に達成感を味わえるため、まずは本山の雰囲気を楽しむのがおすすめです。

白笹山の登山道は沢を渡る場面や急登もあり、
足場が不安定なポイントもあります。
そんなときに頼れるのがトレッキングポール。
特に軽量カーボンモデルは携帯性も抜群で、
初心者からベテランまで安心して使えます。


下山後のグルメと癒し

白笹山からの下山後は、やはり那須・白河エリアの名物白河ラーメンが楽しみです。今回は「白河手打中華 ときわ」を訪れました。

提供されるラーメンは、手打ちのちぢれ麺に澄んだ醤油スープ。ひと口すすれば、がつんとくる醤油の旨味が広がり、登山で疲れた体に染み渡るような味わいでした。特にワンタン麺はつるりとした食感とスープの相性が抜群で、チャーシュー丼と合わせて大満足の組み合わせ。

醤油の旨味が際立つ白河ラーメン。チャーシュー丼とセットで味わうと満腹感も◎。

また、店舗は国道沿い付近にあり、駐車場が広くて入りやすいのも魅力。車で訪れる登山者にとっては立ち寄りやすく、下山後のランチに最適です。山の静けさと充実した食事で締めくくることで、一日の満足感がさらに高まります。

店舗情報

  • 店名:白河手打中華 ときわ
  • 住所:栃木県那須塩原市上厚崎394
  • 木曜定休、14時半までの営業

まとめ

白笹山は、那須連峰の中でも比較的静かに登れる山であり、往復3時間半ほどで楽しめる気軽さが魅力です。山頂からの展望は控えめながらも、途中のビューポイントから望む沼ッ原調整池や那須の町並みは心に残る景色。シラカバ林やクマザサの尾根道など、自然の変化を感じながら歩ける点も大きな楽しみです。

また、下山後には白河ラーメンといったご当地グルメで締めくくることができ、登山と食の両方を満喫できるのも魅力のひとつ。今回は「ときわ」で醤油の旨味が際立つ一杯を堪能しましたが、那須〜白河には立ち寄れるお店が数多くあります。

白笹山は、観光地化された茶臼岳の賑わいとは異なり、自然の静けさを感じながら自分のペースで歩ける山です。初めての登山や日帰りのリフレッシュ、季節の花や景色を楽しむ散策にぴったりのコースといえるでしょう。

白笹山から望む大佐飛山方面。その奥には日光連山も見渡せる。
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