2025年7月、日光湯元でキャンプを体験してきました。Naturehike軽量2人用テントを使ったソロキャンプでは、快適さと軽さを実感しつつも結露やポールの固さに課題も。キャンプ場の雰囲気、日帰り温泉「板屋」での癒し、鹿との出会いまで、写真と共にリアルな感想を紹介します。
日光湯元キャンプ場の概要
日光湯元キャンプ場は、日光湯元スキー場の駐車場から歩いてすぐの場所に広がる、開放感のある草地が特徴のキャンプサイトです。周囲を山々と森に囲まれ、視界の先には湯ノ湖や男体山の景色も望める贅沢なロケーションが魅力です。
場内には湯元公衆トイレや日光湯元ビジターセンターがあり、初めて訪れる人でも安心してキャンプを楽しめます。特に夏場は避暑地としても人気が高く、週末や連休には多くのテントが並ぶ賑やかな雰囲気です。




Naturehike軽量2人用テントの使用感
今回のソロキャンプでは、Naturehikeの軽量2人用テントを使用しました。ソロ用としては内部空間が広めで、寝袋と荷物を置いても余裕があり、ゆったりとくつろげるのが大きなメリットです。
設営のしやすさ
初めての設営では、ポールの挿入がやや固い印象がありました。慣れればスムーズにできるものの、初回は少し力が必要です。ただしテント全体の重量は軽く、バックパックキャンプにも適しています。
結露の発生
高原キャンプならではですが、朝方には結露がやや多めに発生しました。インナーテントがあるため直接濡れることはありませんが、朝の撤収時は拭き取りが必要です。
快適性
1人で利用するには十分な広さがあり、寝返りも楽に打てました。軽量性と室内の広さのバランスが良く、ソロキャンパーにはちょうど良い選択肢と感じました。


温泉と周辺散策
キャンプの合間に、日光湯元の温泉と周辺を散策しました。温泉と自然散策を組み合わせられるのがこのエリアの魅力です。
板屋温泉で癒やしの時間
老舗ホテルの板屋温泉(日帰り1000円)を利用しました。硫黄の香りが強い源泉かけ流しで、内湯は熱め、露天風呂はぬるめの設定。露天風呂では空を眺めながらゆっくり浸かることができ、汗を流してリフレッシュできました。日帰り利用は午後3時までなので、早めに訪れるのがおすすめです。

湯元散策と自然との出会い
湯ノ湖沿いや源泉地帯には木道が整備され、散策を楽しめます。硫黄の香りが漂う源泉エリアや花畑、そして偶然出会った鹿たちが印象的でした。夕方になると鹿の群れが現れ、自然との距離の近さを実感しました。



奈良時代からの名湯 “薬師湯” は乳白色のお湯と強い硫黄の香りが魅力。
次こそは、この特別なお湯にひたりたい…♨️


キャンプ場で感じたこと
今回の日光湯元キャンプは、全体的に快適で自然を感じられる素晴らしい体験でした。しかし、いくつか気になった点もあります。
テントの距離感と雰囲気
繁忙期ということもあり、テント同士の距離が近く、人の声や気配が気になってあまり眠れなかったのは残念でした。特に静かに過ごしたい方やソロキャンプで落ち着きたい方には、キャンプ場の奥のほうでテントを張るのがおすすめです。
蚊がいない快適さ
意外な良さとして、蚊がほとんどいなかったのが印象的でした。標高が高いためか、虫に悩まされることなく快適に過ごせました。
朝夕の雰囲気
夜はランタンの灯りが幻想的で、朝は花が咲くサイトと澄んだ空気に包まれます。自然の中で迎える朝の静けさと爽やかさは格別でした。



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キャンプ場で直接道具を受け取れるので、初心者や車を持たない方でも気軽に始められます。

まとめ
日光湯元キャンプ場は、自然に囲まれた開放的な環境と、近くの温泉や散策路が魅力のキャンプ場です。
日帰り温泉「板屋」では硫黄たっぷりのお湯で癒され、散策中には鹿との出会いもありました。
また、標高が高いため蚊が少なく快適に過ごせるのも大きな特徴です。
ただし、繁忙期はテントの距離が近く人の声や気配が気になる場合がありました。静かに過ごしたい方はキャンプ場奥のエリアを選ぶのがおすすめです。
まとめポイント
- 自然と温泉が両方楽しめるロケーション
- 湯ノ湖周辺の散策や鹿との遭遇など見どころ多数
- 蚊が少なく快適
- 人が多い時期はテント間隔に注意
キャンプと温泉、散策を一度に味わえる贅沢なアウトドア体験を楽しめる場所としておすすめです。