2025年9月13日、茨城県笠間市にある「道の駅かさま」を訪れました。館内外は大混雑で、栗を使ったスイーツやフードコーナーのランチを求める人であふれていました。今回は実際に食べたキーマカレーとモンブランの感想、人気メニューのハンバーグや栗ソフトクリームの様子、さらに混雑回避のコツまで、体験レポートとしてまとめます。
道の駅かさまの基本情報とアクセス
茨城県笠間市にある「道の駅かさま」は、2021年9月にオープンした新しい道の駅です。北関東自動車道の友部ICから車で約5分というアクセスの良さから、休日には多くの人が訪れています。

広々とした駐車場は400台以上を収容でき、EV充電スポットやキャンピングカー向けの専用スペースも整備されており、ドライブや旅行の拠点に便利です。公共交通では、JR笠間駅や友部駅から周遊バスが運行しており、「道の駅かさま」バス停で下車できます。観光で訪れる人にとってもアクセスしやすい立地です。

館内には観光案内所や24時間利用できるトイレ、ファミリーマートも併設され、旅行中の休憩ポイントとしても安心感があります。外観はガラスと木の格子を組み合わせたモダンなデザインで、石碑のモニュメントとともに「新しい笠間の玄関口」として親しまれています。
大混雑の館内フードコーナー
訪れた9月13日は三連休の中日ということもあり、館内のフードコーナーは大混雑でした。天井の高い開放的な空間に並ぶ「活龍」「GELATERIA COWCOW」などの人気店には行列ができ、食券機の前も常に人だかりが絶えません。

地元食材を使ったメニューが豊富で、常陸牛や笠間和牛の焼肉、つけ麺、栗を使ったソフトクリームなど、どれを選ぶか迷ってしまうほど。多くの人が席を確保して料理を待ち、賑やかな雰囲気の中で食事を楽しんでいました。

実食レビュー:キーマカレーとモンブラン
フードコーナーで選んだのは牛肉入りのキーマカレーでした。ルーはほどよい辛さで、ひき肉の旨味がしっかりと感じられます。その上にトッピングされた牛肉はとても柔らかく煮込まれており、香ばしさとコクが加わっていました。スパイス感とまろやかな味わいが調和し、休日ランチにぴったりの一皿です。


続いて注目の「楽栗」のモンブランを味わってみました。0.5ミリの極細モンブランクリームが美しく盛られ、見た目はまさに芸術品のようです。甘さは控えめで、口に含むと栗そのものの風味が広がり、まさにペーストをそのまま食べているような濃厚な味わいでした。



栗の風味をしっかり感じたい人にはおすすめですが、甘いスイーツを期待していると意外に感じるかもしれません。
次回食べたい!大人気のハンバーグ
フードコーナーの中でも特に人気を集めていたのが「常陸姫のハンバーグ」でした。多くの人が注文しており、テーブルに運ばれてくると香ばしい匂いが周囲に広がります。鉄板から立ちのぼる湯気とレア加減の肉の焼き色が食欲をそそり、実際に味わってはいないものの、その存在感は圧倒的でした。
訪問時は混雑が激しく、今回は残念ながら食べることができませんでしたが、次回は時間をずらしてでもぜひ味わってみたい一品です。ランチで迷ったら、まず選びたいメニューだと感じました。
栗スイーツの豊富さ:館内と移動販売の違い
道の駅かさまの魅力といえば、やはり“栗スイーツ”の充実ぶりです。館内の「楽栗」では、繊細に絞られた極細モンブランが看板商品となっており、落ち着いたカフェスペースでゆっくり味わうことができます。一方、駐車場には移動販売のキッチンカーが多数並び、できたてのモンブランを求めて長蛇の列ができていました。
それぞれに個性があり、館内は「上品で落ち着いた味わい」、キッチンカーは「目の前で仕上げるライブ感」が楽しめるのが大きな違いです。同じモンブランでも体験そのものが異なるため、食べ比べてみるのもおすすめです。
さらに人気なのが「笠間の栗ソフトクリーム」。栗そのものの風味がなめらかなミルクと合わさり、子どもから大人まで楽しめる一品として注目を集めていました。



道の駅かさまで大人気の栗スイーツ「笠間モンブラン」は、
実はお取り寄せでも楽しめます。
職人が一つひとつ丁寧に仕上げた濃厚な栗の味わいを
ご自宅で堪能できるのは嬉しいですね。
旅先で食べそびれた方や、並ばずに味わいたい方におすすめです。
混雑回避のコツとおすすめの時間帯
休日に訪れると、館内外は大変な混雑となります。特に正午前後はフードコーナーの座席がほぼ満席になり、人気のハンバーグやモンブランは長い行列ができていました。そのため、混雑を避けたい場合は午前10時台に訪れるのが狙い目です。比較的スムーズに食事や買い物を楽しむことができ、栗スイーツも待ち時間少なく購入できます。
また、ランチを楽しみたい場合は13時半以降の遅めの時間帯を選ぶと、席が空き始めて落ち着いて食事ができます。モンブランや栗ソフトなどのスイーツは午後でも販売しているため、ピークを避けることで快適に過ごせます。
笠間市内の観光(笠間稲荷神社や笠間焼のギャラリーなど)と組み合わせて時間を調整するのもおすすめです。道の駅かさまを中心にスケジュールを組めば、混雑を上手に避けつつ、グルメも観光も存分に満喫できます。
まとめ
道の駅かさまは「栗のテーマパーク」と呼ぶにふさわしい場所でした。館内のフードコーナーでは牛肉入りキーマカレーを堪能し、見た目にも華やかなモンブランを味わい、さらに駐車場には移動販売のモンブラン屋台まで並んでおり、まさに栗尽くしの一日となりました。
特に印象的だったのは、次回こそ食べたいと思った常陸姫のハンバーグです。多くの人が注文しており、鉄板から立ちのぼる香ばしい匂いが食欲を刺激していました。ランチで迷ったら外せない一品だと感じました。
休日は大変混雑するものの、時間を早めたりずらしたりすることで快適に楽しむことができます。笠間焼や笠間稲荷神社など周辺観光と組み合わせて訪れれば、さらに充実した一日になるでしょう。
「次はあのハンバーグを食べたい」――そう思わせてくれる道の駅かさまは、何度でも訪れたくなる魅力にあふれていました。