栃木県下野市にある「グリムの森」は、グリム童話をテーマにした文化施設と自然豊かな公園が一体となったスポットです。今回は夏の日差しの下、ふらっと立ち寄って散策してきました。木漏れ日の小道や特徴的な建物、クイズラリーや遊具広場、そして樹液がにじむ木々と昆虫たちの気配。童話の世界観と自然が調和する魅力を写真とともに紹介します。
木漏れ日が心地よい散策路と花壇
グリムの森に入ると、まず目に飛び込んでくるのは木々に囲まれた涼やかな散策路です。
真夏の日差しの下でも木陰が多く、歩いているだけで心地よさを感じます。所々にベンチが設置されていて、散歩の途中にひと休みするのもおすすめです。


建物・イベント・遊具で楽しむ
公園の中央にあるのは、特徴的なドーム型のカフェ。テラス席が用意されており、ちょっと一息つける雰囲気です。
また、ドイツの街並みを模したグリムの館や周辺の建物は、異国情緒を感じさせる景観です。この日、館内からは学生の吹奏楽が聞こえてきて、地域文化の一端を感じられました。
子ども連れには遊具広場も魅力的です。大型の遊具や幼児向けの遊び場があり、休日には子どもたちの元気な声が響きます。さらに園内ではグリム童話にちなんだクイズラリーが行われており、童話の世界を体感できる工夫がされています。夏休みには体験教室も開かれていて、親子で楽しめるイベントが充実しています。





森の自然と夜の楽しみ
散策中、樹皮に樹液がにじむ木を見つけました。昼間は静かな森ですが、夜になるときっとカブトムシやクワガタが集まるに違いありません。虫取り網を持って夏の夜に訪れれば、子どもたちの楽しい思い出づくりにもなりそうです。
グリムの森は童話の雰囲気だけでなく、こうした自然観察の要素も魅力のひとつです。季節ごとに違う表情を見せる森なので、何度訪れても新鮮な発見があります。


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