磐梯山登山【猪苗代登山口コース】リフト利用で初心者や子連れにもおすすめ!所要時間・アクセス・見どころガイド

磐梯山登山でリフトを利用する登山者と眼下に広がる猪苗代湖の絶景
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2025年8月14日、福島県を代表する名峰「磐梯山(標高1,816m)」へ登ってきました。磐梯山は日本百名山にも選ばれる人気の登山スポットで、数ある登山口の中でも「猪苗代登山口コース」はリフトを利用できるため、初心者や子供連れでも挑戦しやすいルートとして人気です。

田園風景の奥に堂々とそびえる磐梯山。登山前に全景を望むことができる

今回は実際に猪苗代登山口からリフトを使って登り、所要時間や登山道の様子、山頂の雰囲気を体験しました。本記事ではその登山記録をもとに、アクセス方法や見どころ、初心者におすすめの理由を詳しく紹介します。次回の磐梯山登山計画にぜひ役立ててください。

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目次

第1章:磐梯山と猪苗代登山口の魅力

福島県を代表する名峰・磐梯山(標高1,816m)は、その美しい山容から「会津富士」とも呼ばれ、日本百名山のひとつに数えられています。かつての大噴火で山体が大きく崩れ、現在の荒々しい火口壁や裏磐梯の湖沼群が形成されたことから、自然の雄大さと歴史を感じられる山としても人気です。

磐梯山の荒々しい火口壁。噴火の歴史を感じさせるダイナミックな景観

登山口はいくつかありますが、最も利用者が多いのが「猪苗代登山口」です。猪苗代スキー場を起点とするルートで、夏季はリフトを利用できるため、標高差を大きく短縮して登山をスタートできるのが特徴です。リフトを使えば標高約1,100mまで一気に上がれるので、登山初心者や小さな子ども連れでも挑戦しやすいのが大きな魅力といえるでしょう。

登山リフトに乗って一気に標高を稼げる。山頂までの時間短縮で初心者も安心

アクセスも便利で、車なら東北自動車道「猪苗代磐梯高原IC」から約15分。電車の場合はJR磐越西線「猪苗代駅」からタクシーで約10分、徒歩なら約45分で登山口に到着します。広大な駐車場は約2,000台を収容でき、料金は無料のため車利用にも安心です。

猪苗代スキー場の駐車場。約2,000台収容で無料利用できる

第2章:猪苗代登山口から山頂までのルート紹介

猪苗代登山口コースの大きな特徴は、夏季限定でリフトを利用できることです。運行期間は7月中旬から11月初旬の土日祝と指定日で、通常は朝8時から午後3時まで、お盆シーズンには時間延長も行われます。リフトは片道800円、2本乗り継ぎで1,600円、往復利用も可能です。所要時間は約20分で、標高1,100m付近まで一気にアクセスできます。

猪苗代スキー場リフトの運行案内。登山シーズンの確認は必須

リフトを使った場合の登山所要時間は、登り約2時間・下り約1時間40分で往復約4時間。リフトを使わずに歩いた場合は、登り約3時間30分・下り約2時間30分で往復約6時間ほどかかります。初心者や時間が限られている人にはリフト利用がおすすめです。

リフトからの眺め。青空が広がり爽快な気分に

リフトは2本を乗り継ぎます。最初は手すり付きで安心感がありますが、2本目は手すりがなくスリル満点。大人も子どもも新鮮な体験を楽しめる時間です。

手すりのないリフト。開放感とスリルを味わえる

リフトを降りると登山道入口を示す標識があり、ここから本格的な山歩きが始まります。序盤は森の中を進む緩やかな道で、木漏れ日を浴びながら歩ける心地よい区間です。

登山道入口の標識。ここから本格的な登山がスタート

やがて道は急登となり、大きな岩や木の根が現れるようになります。赤埴山を経由するルートは展望が開け、磐梯山や櫛ヶ峰を一望できる人気スポットです。

大きな岩が点在する急登エリア。展望も広がり始める

中盤には白樺林が広がる美しい区間もあり、夏でも涼しく歩ける心地よさがあります。

白樺林の道。青空と白い幹のコントラストが爽やか

登山の準備には必需品の地図は欠かせません。
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第3章:弘法清水小屋と山頂へのアプローチ

登山道を進んでいくと、やがて多くの登山者が立ち寄る休憩ポイント「弘法清水小屋」に到着します。ここは湧き水があり、冷たく澄んだ水を味わうことができます。売店も2つ併設されていて、登山者がカップラーメンや飲み物を楽しんでいる光景が印象的でした。山の中で温かい食事を取れるのは格別の体験です。

小屋を過ぎると、山頂までは一気に険しさを増します。ガレ場や岩が連なる急登が続き、息を切らしながらも慎重に歩を進める必要があります。整備はされていますが、滑りやすい箇所も多いため登山靴とストックがあると安心です。

山頂直下のガレ場。急登が続き、体力を試される区間

標高が上がるにつれて景色は火山らしい荒々しい表情へと変わります。赤土の斜面や噴火口の地形は、磐梯山が活火山であることを改めて実感させてくれます。

荒々しい火山の地形。

そして山頂付近。残念ながらこの日はガスに包まれて真っ白で、展望は望めませんでした。とはいえ、ガスに覆われた幻想的な雰囲気も山ならではの体験です。晴れた日なら猪苗代湖や飯豊連峰まで望む絶景が広がります。

ガスに包まれた山頂。次回は晴天の大展望を狙いたい

第4章:登山初心者におすすめできる理由

磐梯山の猪苗代登山口コースは、リフトを利用すれば標高約1,100mまで一気に登れるため、登山初心者や子ども連れでも安心して挑戦できるコースです。往復で約4時間と適度な時間で歩けるので、無理なく登山の楽しさを味わえます。

リフトを利用して登山スタート。初心者や家族連れの姿も多い

登山道はよく整備されており、標識も分かりやすいため、道迷いの心配は少なく安心です。急登やガレ場はありますが、トレッキングシューズとストックがあれば十分に対応可能です。

登山リフト料金表。大人は片道800円、乗り継ぎで1,600円。子ども料金やペット同伴料金も明記されている

実際に登ってみると、小学生くらいの子どもや高齢の登山者も多く、幅広い世代が楽しんでいました。自分のペースで休憩を取りながら進めば、登山初心者でも達成感を味わうことができます。

磐梯山の絶景を満喫した後は、
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第5章:磐梯山登山体験のまとめ

磐梯山(標高1,816m)の猪苗代登山口コースは、リフトを利用することで登山初心者や家族連れでも挑戦しやすいルートでした。往復で約4時間、整備された登山道を歩きながら、森や白樺林、火山の荒々しい景観といった変化に富んだ自然を楽しむことができます。

登山道からの眺め。眼下に猪苗代湖が広がる

登山の途中には弘法清水小屋があり、湧き水やカップラーメンで体力を回復することができます。小屋に立ち寄ることで、多くの登山者と交流しながら山を楽しめるのも魅力です。

磐梯山の登山道で見つけたセミ。自然の息吹を間近に感じられる瞬間

今回は山頂がガスに包まれて真っ白で、残念ながら絶景を望むことはできませんでした。しかし、ガスに包まれた幻想的な雰囲気もまた登山の醍醐味です。次回は晴れた日に再挑戦し、磐梯山からの大パノラマをぜひ味わいたいと思います。

登山道沿いに咲く高山植物。季節ごとに違った表情を見せてくれる

初心者でもリフトを使えば挑戦しやすく、登山の魅力をしっかり体験できる磐梯山。福島観光の一つとしてもおすすめできる山旅となりました。

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