日光湯元温泉から前白根山へ、休憩込みで5時間かけて往復しました。外山付近の急登と荒れた斜面に苦戦しつつも、天狗平で聞く小鳥のさえずりや山頂からの大パノラマは格別。人通りの少ない静かなルートだからこそ感じられる自然との一体感、そして山頂での落石事故によるヘリ搬送という緊張感ある一幕も経験しました。本記事ではその道中を写真とともに詳しく紹介します。
第1章:湯元温泉から前白根山までのルート概要
今回の登山は、日光湯元温泉をスタート地点とし、前白根山山頂を目指す往復ルートです。標高1,480メートルの湯元温泉から出発し、標高2,373メートルの前白根山まで一気に登り、同じ道を引き返すシンプルなルート構成です。
コースタイムは休憩を含めて約5時間25分、距離にして7.7キロメートル。累積標高差は934メートルと、登山初心者にはややハードな内容ですが、山頂からの景色はそれに見合う価値があります。
このルートは他のメジャーな日光エリアの登山道に比べると登山者が少なく、静かな山歩きが楽しめるのが特徴です。人の声よりも鳥のさえずりや木々のざわめきが耳に届き、自然に包まれている感覚を強く味わえます。


第2章:外山への急登と勘違いエピソード
湯元温泉を出発すると、まずは外山方面へと向かう急登が待ち構えています。登山道は部分的に荒れており、木の根や石が露出しているため、足元に注意しながらの登りが続きます。体力をしっかり使う区間で、ストックがあると安心です。
途中で「外山山頂に行ける」と思い込み、藪の多い方向へ進もうとしました。しかし、これは日光エリアにある別の外山と混同してしまったためで、実際にはこの登山道から外山山頂へは行けません。結果的にルートを戻し、前白根山への道を順調に進むことになりました。
外山の急登はきついものの、樹林帯の緑に囲まれており、時折木漏れ日が差し込みます。足元に咲く草花や鳥の声に癒されながら、静かな山歩きを楽しめるのがこの区間の魅力です。






第3章:天狗平でのランチタイム
外山の急登を登りきると、天狗平に到着します。ここは木々に囲まれた小さな平坦地で、休憩に最適なスポットです。小鳥のさえずりが響き渡り、風が木々を揺らす音だけが聞こえる静かな空間。登りで疲れた体を癒すのにぴったりの場所です。
持参したおにぎりやパンを食べながら、ここでゆっくりとしたランチタイムを過ごしました。木陰が多く、夏場でも比較的涼しいため、長居しても快適です。このルートは登山者が少ないため、他の人を気にせず落ち着いて休憩できるのも魅力のひとつです。


第4章:前白根山山頂と絶景
天狗平から先は比較的緩やかな登山道が続き、歩きやすい道のりです。道標もしっかり整備されており、迷う心配はほとんどありません。森林限界を抜けると視界が一気に開け、山頂が近いことが実感できます。
標高2,373メートルの前白根山山頂に到着すると、目の前には日光連山の雄大な景色が広がります。南には男体山や女峰山、眼下にはエメラルド色に輝く五色沼を望むことができ、登りの疲れを忘れさせてくれる絶景です。
この日は山頂付近で落石事故が発生し、ヘリコプターによる救助活動も行われていました。自然の中での登山には危険が伴うことを改めて感じ、装備や注意力の重要性を再認識する場面でもありました。






第5章:まとめと注意点
今回歩いた日光湯元温泉から前白根山へのルートは、休憩を含めて約5時間25分と程よいボリュームで、静かな山歩きを楽しめるコースです。特に外山付近の急登は体力を使いますが、その後は緩やかな道が続き、天狗平での休憩や山頂の絶景といったご褒美が待っています。
このコースは登山者が少なく、自然の音だけが響く静寂を味わえる一方で、人が少ない分、もしもの時に助けを求めにくいという側面もあります。今回の登山でも山頂付近で落石事故が発生し、ヘリ搬送が行われる場面がありました。登山時にはヘルメットやストックなどの装備、そして周囲の安全確認を怠らないことが大切です。
日光エリアで静かな山歩きを楽しみたい方にはおすすめのルートですが、急登や荒れた登山道に備えてしっかりと準備をして臨むことをおすすめします。
登山の後はどうしても疲労感が残りがちです。
そんな時におすすめなのが ライチ由来ポリフェノールサプリ「紅珠漢(こうじゅかん)」。
30分で体がポカポカし始める即効型サプリで、冷え性や疲れが取れにくい方に特に人気です。
今なら 100円モニター で気軽に試せます。
